暮らしを運ぶ緑ナンバートラック

美食の点呼記録〔総集編〕

2015.01.13

※2012年8月10日発行 ひびき8月号 No.210~

◇「<美食の点呼記録>・・・1.摩天楼エリア編Ⅰ」

スタートは荒木町にある『どろまみれ』をご紹介します。
比内地鶏を存分に味わえるこの店、おススメは、やはり焼鳥の『とろレバー』 レバ刺との別れを惜しむあまり、過剰摂取した輩も唸る逸品である。また、肉食男子に是非食べて欲しいのが『生野菜14種盛り』 店名にもあるように、こだわり抜いた野菜がまさに泥まみれの如く新鮮な状態で堪能できる。血液ドロドロまみれの諸君は注文必須である。
他にも『チーズの味噌漬け』がおすすめ。飲み物も『獺祭』をはじめ、品ぞろえ豊富である。協会の打ち合わせ中に涎を垂らさぬ様、注意が必要だ。

「どろまみれ」 新宿区荒木町20ヤカタビル2F
営業時間 月―金18:00~ 土17:00~
TEL:03-6380-1197 ※予約を入れる事をおすすめします。
※平均予算¥5,000
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・2.摩天楼エリア編Ⅱ」

今回は、新宿三丁目『はまぐり』をご紹介します。
名前の通り、貝づくしの店。佇まいとは裏腹に、店内は賑やかで常に超満員。
おススメは様々ありますが、お通しに出る貝汁から美味い。アルコールでモツ煮状態の五臓六腑に沁み渡ります。そして、味噌玉焼き。数種類の貝がみそ風味の出汁に卵でとじてあり、飲む方も進みます。他にも、産地による蛤刺身の食べ比べをするもよし、貝の天婦羅を堪能するもよし。とにかくメニューは貝だらけ、餃子にまで貝が。何があるかは日により異なりますが、気さくなママさんがその日のおススメを教えてくれます。ただし、腹空かせて行くと、満腹になるには、砂の代わりにおあしを吐きだしまっせ。

「はまぐり」 新宿区新宿3-8-4
営業時間月―土17:00~
TEL:03-3354-9018
※平均予算¥6,000~8,000(食べログ参照)
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・3.摩天楼編Ⅲ」

今回は、3500円のカツカレーを!なんて事は申しません。勝手に好きな値段で食べてください。とはいえ、旬なネタには敬意を表して、揚げ物繋がりで、串揚げの店『莫莫』をご紹介します。
本店は大久保にあり、カウンターはいつも大賑わい。その三号店が遂に四谷三丁目に出現、会合帰りに寄れるとは嬉しい限りじゃないですか。なに?胃酸過多?ご安心を。何せサクサク、軽い仕上がりで串揚げの概念が変わります。おまかせが設定されているので、まずは一通り味わってみるのも良い。炊き込みご飯もおススメで、茶碗1杯分腹に余裕を持って串を堪能してほしい。
最後に、胃酸ならぬ、遺産が多くてお困りの方、ご相談ください。ソース同様、二度づけ禁止。一回で、きっちり減らして差し上げます。

「莫莫(ばくばく)」 四谷三丁目店 新宿区舟町7ポワロービル1F
営業時間18:00~
TEL:03-3356-1563
※平均予算¥4,000~6,000
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・4.摩天楼編Ⅳ」

最近では、仙台の牛たん焼きが東京でも手軽に食べられる様になった。焼肉屋のそれとは違う厚切りのたんに舌鼓を打つのも良いが、もっと色々な風味を堪能したい。そんな時は三栄町にある『たん焼き 忍』に行ってみる。
まずは、ゆでたん。しっかりと形を保っているが、箸を入れるとスッと解れる、見事な一品だ。続いてたんシチュー。想像したものと違い、煮込んだたんにデミグラスソースが掛かっているシンプルなものであるがしっかりした味だ。他にも季節の野菜などが充実しており、〆のたん焼きへとアクセントをつける。
これだけの品質、ゆっくりと味わいたいが行列店の性。店内は、至って賑やかなのだ。こんな店では、近いうちに!などと長居せず、サッと愉しんで早期解散するのがスマートではないだろうか。

「たん焼 忍」 新宿区三栄町16松啓ビル1F
営業時間17:00~
TEL:03-3355-6338 ※予約をお勧めします。
※平均予算¥5,000
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・5.摩天楼編Ⅴ」

さて、選挙戦真っ只中となりました。こちらも飲食店1店に投票しろ、というのならココ!という店をご紹介します。四谷三丁目交差点近くにある酒徒庵がそれだ。候補者とは違い、お願いするどころか一見さんお断りの少し敷居の高い店であるが、スタッフは非常に気さくで親しみやすい。頑固な所といえば、飲み物は日本酒と水しかない。日本酒は700種類余りが壁一面のセラーを飾り壮観である。つまみは、産地を厳選した牡蠣料理から始まり、酒のあてに最高の逸品がズラリ。穴子の一夜干しやえびみそ、酒盗チーズに鯖の燻製と書いてて涎が止まらない。癖のある味を日本酒で洗い流す快感を是非。一見さんは誰にご馳走すれば良いか、もうお分かりかな。

「酒徒庵(しゅとあん)」 新宿区四谷3-11第二光明堂ビルBF
営業時間月―金17:00~ 土15:00~
※完全予約制 平均予算¥8,000
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・6」

前菜
新年、明けましておめでとうございます。幕開けに相応しく摩天楼から少し足を延ばして、新年第一弾は銀座からお届けします。日本料理の鉄人、道場六三郎氏の味が楽しめるこちら『懐食 みちば』え!という方もいるでしょうが、書かせて下さいな。
中央通りを眼下に早速頂くとしよう。前菜は7品、中でもチーズの黄金焼が美味い。昨年の漢字は金、有馬記念はゴールドシップと金繋がりでその名の通り、景気回復にもってこいの味だ。話では、お土産もあるらしいが、後で知っても次にいつ行けるんだ?椀物、刺身、強肴と随一の味を堪能し、食事に出てきた糠鯖茶漬けがまた優しい味でアルコール漬けの体を鎮めてくれる。マラソンで完走できたら再訪するかな。
糠鯖茶漬け

「懐食みちば」 中央区銀座6-9-9かねまつビル8F
営業時間・予算 ※ホームページを参照
http://www.kaishoku-michiba.jp/
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・7」

今回はランチから一店ご紹介。猫も杓子もつけ麺ブームですが、ここの仕事は認めざるを得ません。その名も『五ノ神製作所』 新宿支部の真横にある新宿三丁目E7出口を出てHISの脇を入るとエビの表札の前に行列が見えます。おススメは海老トマトつけ麺、海老の香ばしい風味が全粒粉を使用した麺にも負けていない。麺にはパンが添えてあるのも洒落ており、女性の一人客がいるのもうなずける。
サイドメニューにあるチーズ肉飯にスープをかけてドリアで食すボリューム満点のオーダーもあるが、もはやランチの量ではなく、諸先輩にはお勧めできない。美食かB食かはご判断に任せるがマラソン前の体重増は自己責任で。

「五ノ神製作所」 渋谷区千駄ヶ谷5‐33‐16
営業時間11:00~ ※平日は15~17時休憩
TEL:03-5379-0203 ※予約不可
http://locoplace.jp/t000031679/
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・8」

ランチのおススメをもう一店ご紹介します。
今回は『そば』です。マラソン走って胃袋小さくなったのか?いえいえ、心配はご無用。ただのそばではございません。その名は、つけ蕎麦安土。高田馬場に本店のあるこの店は昼時には行列ができる事も。特製つけ蕎麦を注文した。中盛り・大盛りも同じ料金で選べる。待つ事10分で運ばれてきたお盆の上には、メンマ・味付け玉子・チャーシュー・唐揚げ・豚しゃぶがトッピングとして添えてあり、つけ汁も赤い。ラーメンか?早速食べてみると山椒などでスパイシーに仕上げてあるが、元はそばつゆの様だ。正当な蕎麦っ喰いには支持を得るのは難しいが、こういう店を知っておくとモテるらしい。歌舞伎町にもあるので、子猫を連れてお試しあれ。

「つけ蕎麦安土」 高田馬場本店 東京都新宿区高田馬場4-18-9
営業時間11:00~23:00
TEL:03-3227-9886
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・9」

春の嵐も爆弾低気圧などと呼ばれ、猛威を振るっています。異常は気候だけでなく食にも影響し、その代表が鰻ではないでしょうか。今回は貴重となった鰻を余す所なく愉しめる店をご紹介します。その店は中野にあります『川二郎』まずは豊富な種類の串焼きから注文を。八幡巻・短冊・串巻(身を細長く切り巻いたもの)・きも焼(心臓、胃などの内臓部分)・ひれ焼(背、腹びれ)・レバー焼・バラ焼(あばら部分の身を削ぎこねたもの)・えり焼(頭の近く)と普通の鰻屋では味わえない部位を丁寧に仕込んだ逸品がズラリ。わんこそばの如く、永遠に食べていたい気分になります。かば焼きも勿論ありますが、〆にふさわしいごはん少なめで呑み助の胃袋事情をまこと理解しております。あぁ、書いていてヨダレが垂れてきた。予約しなきゃ!

「川二郎」 中野区中野5-55-10
営業時間17:30~22:00
TEL:03-3389-4192
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・10」

ゴールデンウィークのグルメ旅も終わり、早くも夏休みが待ち遠しい日々を送っています。そんな名残か、今回はゴールデン街からご紹介します。
その店はビストロPAVO。12席程度のこじんまりとした店内はお箸で食べられるビストロ料理をコンセプトに連日賑わっています。その理由は料理が500円とリーズナブルなのにクオリティの高さ。仕入れによりメニューは異なりますが、定番の『新宿で2番目に旨い揚げブロッコリー』『Joe熱のあつあつメンチカツ』はオーダーしたい。一見パサパサしてそうに見えるブロッコリーであるが、程よくニンニクの香りをまとい、後引く美味さである。メンチカツも割ると中からチーズがトローリと絶品。他にも丁寧に仕込まれたレバーパテをバケットで食したりとオシャレになったと錯覚する空間だ。
マスターも気さくで一人でも楽しく過ごせるのが嬉しい。慣れてくるとテキーラグラスを目の前に並べてくるので挑発に乗っても終電には乗り遅れるな。

「ビストロPAVO」 新宿区歌舞伎町1-1-5パレスビル1-C
月~金17:00-翌3:00
TEL:03-6273-8282 ※予約可
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・11」

総会シーズンとなり、コツコツ痩せた努力が一瞬で無駄になる日々を過ごしております。
今回はラム肉の専門店をご紹介しましょう。
荒木町の独特な雰囲気の中にその店はあります。ジンギスカンのイメージしかない私に、マスターが胃袋事情も考慮したチョイスをしてくれました。まずはラム肉のたたき。柔らかく癖のない味は柚子胡椒ともよく合います。そして、網焼き。ねぎ塩焼きは絶品です!ねぎを肉で包む様に焼き、口の中に入れるとラム肉の概念が吹っ飛びます。ジンギスカンの前に網焼きを勧めてくる理由も分かりました。タンやハツなどの羊では珍しい部位も裏切りません。更に野菜が旨い。トウモロコシを喜んで食べたのはいつ以来だろうか。子羊生ハムのカルパッチョを経てお腹も膨れ気味なので軽めにジンギスカンをお願いすると、しっかりとしたタレによく合って、これまた別腹の如く完食。幸せな時間を過ごしました。これだけ食べてもヘルシーだっていうから、夜食にラーメン食べても大丈夫だよね?

「子羊料理~赤丸ヂンギス」 新宿区荒木町7安藤ビル1階
18:00-23:30 毎週日曜月曜休み
TEL:03-5919-3435
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・12」

夏の土用の丑は7月22日。高値とはいえ、やはり縁起は担ぎたいもの。
今回は新宿からちょいと足を延ばし荻窪の名店を訪ねてみた。
荻窪駅から5,6分の場所、荻窪高校の向かいにあるうなぎ屋『安斎』要予約の店で、時間に遅れない様に念を押される。苦手なうるさ型の店か・・・店に着くと暖簾が掛かってないので前で待つと女将さんが出てきて『どうぞ』の丁寧な対応。家族で経営している様だ。2階の座敷に通される。こじんまりとしているが、うなぎ供養の御札が期待を高める。まずはひれ焼き。15匹分を使い焼き過ぎない程度に火を通し、薄くたれが掛かっている。ウマい。肝焼きと続いて白焼きの登場だ。臭みはなく本来の味を堪能できる。余韻に浸っていると絶妙のタイミングでうな重が運ばれてきた。実に艶やか、上品である。大盛りにしておけばよかった・・・。
非常に満足で店を後にしたが特筆すべきは気遣いである。いらっしゃいませ、と手をついた挨拶から始まり、席を立ち階段手前の扉を引くと『お足下ご注意ください』と下から聞こえる。うなぎが美味いのは当然だが、この店が選ばれる理由が分かった気がする。帰りの電車でウチの会社がお客様に選んでもらう理由を考え直したのは言うまでもない。

「安斎」 杉並区荻窪4-12-16
営業時間11:30-14:00 17:30-20:00
TEL:03-3392-7234 ※要予約
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・13」

投稿も一年が経ちました。編集長(鬼)からの催促に涙しながら良く続いたものだ。とはいえ、結構目を通して下さる方がいる様で、本当に感謝します。しかし東京は暑いね。いっそ北海道にでも行きたいがそうはいかない忙しいあなた、せめて北海道のビールを飲んでやろうじゃありませんか。
新宿でサッポロクラシックが飲める店その名は『から味処 粧』色々とこだわりのある店だ。
お通しにゴーヤが出てきた。茨城の取手に自家農園を持ち、新鮮取れたての野菜を堪能できる。魚介については主に金沢の近江町市場から取り寄せるというこだわりよう。夏のブリやノドグロの刺身も味わえる。盛り合わせを頼むと鯛の御頭がついてきて、焼いたものを雑炊にしてくれる。塩と鯛の出汁だけで何とも優しい味だ。更にお勧めなのは麻婆豆腐。山椒の効いた四川スタイルの辛口はウマイ。汗を拭き拭きビールが進む。更なる辛みを求めるなら麻油麺なんてのもある。
初めて行くとマスターの薀蓄がやや長いが、悪い人ではなさそうなので毒づいちゃダメよ。あれ?二丁目行ったら言葉が・・・。

「から味処 粧」 新宿区新宿2-10-5 1F
不定休 TEL:03-3352-8155
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・14」

耐えられない暑さかと思えば、前が見えない大雨でドライバー泣かせの気候である。そんな時こそスタミナをつけて乗り切ってもらいたい。久々の原点回帰四ツ谷から『れば屋』をご紹介します。
四谷一丁目交差点、三井ガーデンホテル脇を入り、東貨健保を過ぎた角にある店はその名の通り店のウリはレバー。これが痛風を忘れるほどの美味さだ。串焼きは通常の『レバー』と『せぎも』『あずき』なるものでレバー3兄弟と名付けられている。不定期入荷であるが、白レバ炙りも堪らない。ビールと合わせて尿酸値は青天井である。
他にも、『そり』『あいだ』『おび』『ちょうちん』などの串焼きが楽しめる。ドコの部位かは行って確かめよう!ただ、16時から開いてるからって打合せの前にフラリと覗きに行かない事!え、お前には言われたくないって?

「四ツ谷れば屋」 新宿区四谷1-22-12
定休日なし16:00~23:00(LO 22:30)
TEL:03-6380-4988 予約可
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・15」

暑さも落ち着き、食欲の秋到来ですが、ガツガツ行かずお洒落にイタリアンなどいかがでしょうか。
場所は歌舞伎町、区役所前交差点を明治通り方面に向かい九州ラーメンが見えるとその奥に店はある。店内は満席で自ずと店の評判を物語っている様だ。まずは前菜から。クイックメニューの生ハムとサラミの盛り合わせもいいが、モッツァレラとフルーツトマトのカプレーゼが絶品である。くさみのないチーズとやさしい味のトマトが口の中に入ると余計に食欲が増してくる。ホワイトアスパラにパンチェッタを巻いたローストも素材の味が十分に楽しめる一品だ。普段食べているアスパラベーコンとは比較にならず、パンチェッタと呼ぶと飲み方も上品になるものだ。
さて、いよいよメインのピザを頂こう。マルゲリータが運ばれてきた。永福町の名店にも引けを取らぬこのクオリティは素晴らしい。最近行ってないからかもしれないが、個人的にはこちらの方が好みかもしれない。パスタはテナガエビのトマトクリームソースを頂いた。うまい!とにかくウマイ。食べてみればわかる。3人前はいけるぞ!おっと…今回は上品だったな。他にもハチミツをかけて食すピザなどもあり存分にイタリアを堪能できた。もちろん食後はジローラモの如くネオンに消えていくのであった。チャオ!

「ラ・ピッツェリア ルメン」 新宿区歌舞伎町2-8-3最上ビル1F
PM6:00~ 日曜休
TEL:03-3205-1207 予約可
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・16」

忘年会の予定も入ってきましたな。気合入れて乗り切りましょう!さて今回は、そんな気合の入った店をご紹介します。
歌舞伎町は区役所通り交差点を区役所から来て左折すると左側に細い路地があり足を踏み入れると異様な世界が広がる。極狭のバーなどが軒を連ねる先に『一本から魂込める』の立て看板を探せ。そこが焼鳥『道しるべ』である。電話が非公開で8時からと遅めの開店な為に1時間前には並ぶ人がいる。また店は他店にもれず狭い。知らない奴と仲良くできない輩には苦痛かもしれん。そんな店ではあるが、見た目強面のマスターに、なぜ8時開店なのかを聞くと、素材の到着時間と仕込みにかかる4時間を合わせると精一杯の開店時間との事。なので行列必至、開店と同時に満席という訳だ。味の方は言うまでもない。厳選された素材、魂込めた仕事は間違いない。おススメはマスターに聞くべし。鳥以外のつまみも置いてあり、油そば、納豆チャーハンなどの締めに至るまで美味しく戴ける。こんな店を一軒知っていてもいいだろう。
珍しく残業した日は迷わず並べ!

「道しるべ」 新宿区歌舞伎町1-3-7
PM 8:00~翌3:00
TEL:非公開
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・17」

寒さも本格的となり、いよいよ鍋の季節到来です。
新宿御苑駅を降りて1番出口を出たら靖国通りへまっすぐ進むと大きな太鼓と玄海の看板が見えてくる。玄海本店に併設された「げんかい食堂」が今回のお店、水炊きをメインにさまざまな料理が楽しめます。
まずは水炊き。私の知っている水炊きとは異なり、白濁のコクたっぷりなスープをまず堪能します。体が温まり、戦闘態勢も整ってきました。飲み物を追加して鍋の鳥を頂きます。身ばなれがよく、ポン酢によく合います。次に、手ごねつくねをオーダー。黄身とタレが大ぶりなつくねに絡み、実に美味しい。他にも焼鳥も各種揃っており、釜飯も鳥の他に季節の物が楽しめる。店員の対応も親切で席も5名程度で半個室に仕切られている所もあり、落ち着いた雰囲気で過ごす事ができる。更に高いグレードをお望みなら隣の本店の戸を開くと太鼓を叩いてお出迎え。心置きなく散財ください。
場所柄、飲み過ぎると新しい自分を発見しかねないので、男らしい諸君は注意が必要だ。

「げんかい食堂」 新宿区新宿5-5-1
11:00~22:00
TEL:03-3356-0036
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・18」

年末年始の休みを利用してコツコツ節制した体重を数日で元に戻しました。今年もドッシリ構えて行きます。
新しい年を迎えるにあたり、やはり景気の良さそうな物を紹介したいものです。今回はココ、人形町『北浜』
海の幸・山の幸が贅沢に味わえますが、やはり河豚ですよ、フグ!コースで頂いてきました。先付けでいきなり鱶鰭と隣には平目の握りではないですか。涎で溺れる~じらされる様に前菜が運ばれてきました。とはいえ、ずわい蟹も澄ました顔して居るし塩辛もウマい。どんぶり飯欲しい。期待は頂点に達した所でふぐ刺し、焼きふぐ、唐揚げと畳み掛けてふぐちり鍋から〆の雑炊…言葉はいりません。至高の逸品堪能致しました。最後はアブラ控え目の兄さん達からおすそ分け頂いた唐揚げを大量に頬張り、腹がはち切れた。予約は企画委員長のS川氏まで。

「北浜」 中央区日本橋人形町1-5-8
11:00~22:00 土・日・祝は21:00まで
TEL:03-3666-3348
<ペンネーム 常時無礼講>

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◇「<美食の点呼記録>・・・・19」

先月は大雪に対応して投稿をすっかり忘れてしまいました。申し訳ありません。謝りついでに私からのレポートは今回で一区切りとさせて頂きます。
さて、最終回にふさわしい店は渋谷からお届けしましょう。
若者の街と侮るなかれ。道玄坂を上がり怪しい雰囲気を抜けていくとその店はあります。「産直屋たか」完全予約の日本酒専門店で料理の予算に応じたお任せとなり、和食・日本酒を骨の髄まで堪能する事ができます。ここで特筆すべきは料理の予算とあった通り、日本酒はサービスとなっている点です。乾杯のビールは提供してくれますがその後は日替わりで7種類ほどの日本酒を愉しむことができます。日本酒以外の取り扱いはありません。つまみは魚介類がメインとなりますが、日本酒との相性抜群でじんわりと幸せがこみ上げてきます。
予約となると少々煩わしいが、新宿支部にマメなのが居ますので問い合わせて下さい。
これまで、独断と偏見でお勧めを紹介してきましたが、これには諸先輩方のご協力なくしては成り立ちませんでした。この記事の為に名店をご紹介するだけでなく御馳走までして頂いた先輩たちにこの場をお借りしてお礼申し上げると共に、「いつも読んでるよ!」とお声掛け頂いた皆様及びこの機会を与えて下さった鬼編集長には心から感謝申し上げてこの辺でペンを置きたいと思います。本当にありがとうございました。

「産直屋たか」 渋谷区円山町12-2 B1
TEL:非公表
初めてご来店(ご予約)のお客様へ
http://ameblo.jp/nata92513/theme-10045750914.html
<ペンネーム 常時無礼講>